「おかやまマラソン2025」は11月9日、岡山県総合グラウンド一帯を発着点に開かれ、男子は豊田紘大(岡山・岡山商大付AC)が2時間16分58秒で3年ぶり2度目の制覇を果たし、女子は清水穂高(大阪・GRlab)が2時間43分12秒で初優勝を飾りました。スタート時から雨が降り続く中のレースでしたが、男女ともに大会新記録での優勝でした。
9回目となった大会には、フルマラソンとファンラン(5・6キロ)に岡山県内外の計1万5915人が出場しました。フルマラソンの男子は序盤からトップを走る豊田が、追いすがるジェイク・バラクロフ(GBR・東京・RFA)と前回大会優勝の高山直哉(神奈川・MORE)らを引き離し、独走でゴールテープを切りました。2位にバラクロフ、3位は高山が入りました。
女子は清水がスタート直後からトップをキープ。堀江紗希(愛知・ランコレ)、井本涼(高知・Bell lap TC)、田中友理(大阪・大阪陸協)が激しく2位争いを繰り広げながら追い上げる中、序盤のリードを生かし、逃げ切りました。2位には5キロ19分台のペースを守り切り、終盤追い上げた田中が、3位は井本、4位には堀江が入りました。

